アニオタが泣いた感動するアニメ30選!これだけは絶対観ておけ!!
アニメーションマイスターでもある私が厳選した感動して泣けるアニメを紹介していきたいと思います。
『君の名は。』に『聲の形』など今日本映画でアニメが注目されてますよね。
なんだかアニメって下手なテレビドラマや映画なんかよりも出来が良いですからね……。
それにアニメの方が人の心を動かすことに長けているような……。
だからアニメって良いんですよ!
中でも感動要素抜群の折り紙付き感動アニメを紹介!
涙腺崩壊覚悟のアニメ作品30選!!
君の名は。
2016年の夏に劇場公開されてからというものの爆発的ヒット作となった新海誠監督の長編アニメーション。
千年ぶりの彗星・ティアマト来訪控えた日本が舞台。
飛騨の田舎町に暮らす女子高校生・三葉と、東京に住む男子高校生の瀧の二人は、ある日から夢の中での入れ替わりを体験し始めます。
最初こそただの夢だと思っていた二人ですが、次第に現実での入れ替わりだということに思い至るように。
二人で入れ替わり時の決め事を作り親交を深めますが、ある日から入れ替わりが起こらなくなります。
瀧は一大決心し、飛騨の地に三葉に会いに向かいますが……。
瀧はその地で衝撃の事実を知ることとなるのです。
それまではコメディタッチで進んでいた物語が、瀧が三葉の真実を知ることになってからというもののシリアスなものへと変わっていきます。
『入れ替わり』『彗星ティアマト』『口噛み酒』『組紐』……劇中に登場する全てが伏線となり、鳥肌モノの感動アニメーションとして確立されています。
一時的なブームとしてではなく、これは絶対に観ておくべきアニメ映画だと感じました。
CLANNAD
『クラナドは人生』という格言(?)もあるほど多くのファンを獲得した至高の作品で、アニメ好きの人間ならば誰しもが名を挙げるであろう感動作品。
多くの泣きゲーを排出するビジュアルアーツkeyの作品であり、シナリオライター麻枝准を一躍有名にした作品でもあります。
不良少年だった岡崎朋也は、病弱な少女古河渚に出逢うことで次第に変わり成長していく。
テーマは家族であり、『子』として『夫・妻』として『親』としてなど様々な家族との関係にヒューチャーし、人生という坂道を伴侶と共に登ってく姿を描き切っています。
AIR
ビジュアルアーツkeyの作品であり、麻枝准シナリオの中でも屈指の感動要素を含んだ作品。
放浪の旅を続ける人形使い国崎往人は、辿り着いた田舎町の海辺でとある少女に出逢い物語は始まります。
少女の遊び相手となった彼は突然泣き出したり苦しみだしたりしてしまうことを自分がいるせいだと感じ、彼女と距離を置くことを決意しますが……。
彼女の苦しみの原因は、千年続く『羽を持った人』の悲しい記憶なのでした。
ファンからは『Airは芸術』と呼ばれています。
Kanon
泣きゲーで知られるkeyの麻枝准その記念すべき第一作、そのアニメ化作品。
年に一度アニメ化はされており、そのリメイクという形で京都アニメーションが制作されました。
いとこの住む雪国に移り住むことになった相沢祐一は月宮あゆという少女と出会いますが、彼は初対面のはずだったはずの少女のことを頭のどこか覚えていたのです……。
忘れてしまった幼い頃の記憶を思い出すための物語です。
『kanonは奇跡』とファンからは言われてます。
リトルバスターズ!
テーマは青春!(そして筋肉!?)
幼い頃に結成した悪ガキグループのリトルバスターズ。
兄貴分的な京介を中心に、少年少女五人で近所を駆けまわっていた時代は終わり、彼らは高校生になった。
五人は相も変わらず仲良しで、ある日直枝理樹はリトルバスターズを再結成し昔みたいに何かをしたいと提案。
そこから野球チームリトルバスターズが結成されていきます。
昔ながらの五人に加え新たにメンバーを加えていく彼らでしたが、その途中で『この世界の秘密』というものに行き着いていく……。
keyのシナリオライター麻枝准の、ゲームメインシナリオ引退作と言われているのがこの作品です。
『リトバスは友情』!
とらドラ!
ヤンキー(もどき)と恐れられる高須竜児は、同じく手乗りタイガーと警戒される逢坂大河とひょんなことから知り合うようになる。
竜児は大河の友達のことが好きで、大河は竜児の友達のことが好きだったので彼らは恋路の協力関係を結ぶことになるのだが……。
彼らの恋路は上手くいきそうでいかない中、竜児と大河には協力関係以外の関係ができてきて……。
大河の好きだった をフッた生徒会長に殴りこみをかけたり、大河の晴れの舞台に彼女の父親来なかったことを励ますためにマラソン大会で無理して優勝してみたり、青春っていいなあという作品になっています。
さらに脇役にもちゃんとしたストーリーがあってそれが複雑に物語に関わってきますね。
原作はライトノベル作家の竹宮ゆゆこ氏で、アニメは『あの花』『ここさけ』を制作したスタッフ陣が担当。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
『とらドラ!』のスタッフ陣が作成したオリジナルアニメ。
『めんま』の不慮の死からばらばらになってしまった幼馴染グループ・超平和バスターズ。
彼らが高校生になったとき、グループの中心だった『じんたん』は『めんま』の幽霊が見えるようになり、『めんまのお願い』を叶えていくことになります。
それは超平和バスターズ再結成への始まりだった……。
超平和バスターズはなんか上記の『リトルバスターズ!』に似ていますが全然パクリとかではないのでご安心を(?)。
『あの花』の略称で呼ばれることが多く、あの花現象と呼ばれるほどのブームを起こし、普段アニメを見ない人にもそれは波及しました。
2015年には実写ドラマ化し、世間を湧かせました。
Angel Beats!
泣きゲーシナリオライターの麻枝准氏が初めてオリジナルアニメの脚本を担当したのがこの作品。
舞台は死後の世界。
とある学園の生徒として学園生活を送ることになった死んだはずの少年少女。
生前に満足な人生を送ってこられなかった彼らは、この世界の創造主であると目される『神』に戦いを挑むSSS(死んだ世界戦線)を組織。
『神』のしもべであると考えられる天使と衝突することになります。
主人公は生前の記憶がなく、その記憶自体が物語の重要なキーワードとなっており、それが彼の学園生活の最後を決定付ける原因となっていくのです……。
この作品の興味深いところは、死後の世界のため登場人物たちが死んでも死なないというところですね。
死ぬということが一つのギャグになっていたり、『死なない』という設定が物語を面白いものにしています。
Angel Beats!というタイトルが伏線であり、その意味が最終話になってやっと分かります。
Charlotte
シナリオライター麻枝准アニメ脚本二作目がこの作品。
超能力者が存在する現代。
科学者の実験材料として迫害されている超能者の少年少女を保護すべく、とある機関により学校が開校されることに。
とある普通学校では『五秒間だけ他人に乗り移る』という能力者・乙坂有宇はそれを悪用しカンニングを行い秀才を演じていました。
しかしそれが『指定した一人にだけ見えなくなる』という能力者・友利奈緒に見つかり、彼は保護機関の学校に転入させられる羽目となるのです。
乙坂は保護機関の学校で活動を余儀なくされますが、次第に自分の能力がただ『五秒間だけ他人に乗り移る』というものではないことに気が付き……。
Angel Beats!と同じく、タイトルであるCharlotteが物語の中心的な伏線だったりします。
心が叫びたがってるんだ。
2015年に劇場公開されたばかりのアニメ映画で『とらドラ!』『あの花』のスタッフ陣が制作。
幼いころに『自分のついた嘘のせいで人を傷つけてしまった過去』を持つ成瀬順。
彼女はその日からうまく言葉を話せなくなり、高校生になった今でも昔のトラウマから未だに上手く声を出すことができないのでした。
そんな『自分の想い』を表現できなくなった彼女が出会うのは、同じように自分の考えというもので悩む生徒たちでした。
王道のラブコメとは少し違いますが、『あの花』と同じようにどこか心がキリキリと痛くなるような物語にはつい涙腺が緩みます。
秒速5センチメートル
2016年から2017年にかけて大ヒット作品となったアニメ映画『君の名は。』。
その監督・新海誠の代表的な作品がこれです。
『桜花抄』、『コスモナウト』『秒速5センチメートル』三作品合わさった作品ですが、メインでありタイトルにもなっている『秒速5センチメートル』は たった15分足らずの作品になっています。
転勤を繰り返す親の仕事のため遠野貴樹は何度も転校を繰り返していたあるとき、同じように転校を繰り返してきたという少女・篠原明里に出逢います。
境遇が似ていた彼らは親交を深めますが、小学校を卒業する際、親の転勤のため離れ離れに。
何度も引き離されてしまう彼らは見ていて悲しくもあり切なくもあります。
最後に流れる山崎まさよしのOne more time,One more chanceで物語は心が苦しくなるような終焉へと向かっていくのです。
四月は君の嘘
母親の幼いころからのスパルタ教育によってピアノが弾けなくなってしまったピアニストの少年・有馬公生。
彼は中学三年の春、公園でハーモニカを弾く少女・宮園かをりに出逢います。
彼女に恋する彼でしたが、彼女は彼の友人の渡亮太のことが好きだといいます。
しかしそんな彼女の働きかけにより、長らく離れていたピアニストという生き方を彼は取り戻していくのです。
しかしその引き換えに彼女の命は削られていき……。
最終話で明かされるかをりのホントの気持ちには涙させられます。
魔法少女まどか☆マギカ
少女向けの魔法少女と一線を隠すのがこの作品。
三話目で先輩魔法少女が死んでしまうなどショッキングな展開が目白押し。
しかし最後には感動的な展開が待っており、思わず涙してしまう作品になっていますね。
次のシリーズに続くと思われる劇場映画も作成されており、その内容も本編に負けず劣らずの驚愕の展開を迎えています。
時をかける少女
原作は筒井康隆氏の同小説作品で、脚本はお馴染み細田守監督。
この作品においては実写ドラマ版ヒロインの姪が主人公という設定であり、原作とは違った物語が展開します。
ある日突然タイムリープの能力を身につけた紺野真琴は、どうでもいいことにその能力を使いはじめます。
そして友人が死ぬという危機が訪れるまでにその能力を使い果たしてしまう。
そのことについて深く後悔した彼女の前に現れたのは、友人の一人間宮千昭だった……。
夏に観たくなる定番の感動アニメ映画です
サマーウォーズ
細田守監督の二作目。
夏休み、小磯健二は憧れの篠原夏希先輩にアルバイトを頼まれるが、それは自分の恋人を偽るといったものだった。
アルバイト中のある日、インフラすらもネットワークに制御されるユビキタス社会の中心『OZ』は何者かにハッキングされ世界は大パニックに陥ります。
そんな中で数学オリンピック出場経験者である健二は、ハッキングを行った何者かに戦いを挑みます。
しかしその正体は先輩のいとこが作ったプログラムだった……。
大家族である先輩の親戚一同との掛け合いなどが面白かったり、今はそうなくなってしまった人との繋がりが垣間見えとても良い作品になっています。
おおかみこどもの雨と雪
細田守監督の三作目。
狼男と出逢い恋に落ちた花は彼との間に二人の子供に恵まれる。
しかし狼男の彼は二人目の出産直後に交通事故で死んでしまうのです。
女手一つで幼子二人を育てることになった花は『おおかみこども』である子供たちのため田舎で自給自足生活をすることを決意。
狼男との出逢いから幼い『おおかみこども』と未熟な母の成長の物語がよく描けています。
ひぐらしのなく頃に
怖いグロいなどの評価が目立つ作品ですが、実は泣き要素もしっかりあります。
何度も繰り返す世界で主人公らは凄惨な現実を突きつけられる中で唯一繰り返すことを知覚している少女・古手梨花は凄惨な現実を回避するために奔走します。
何度やっても上手くいかない中、ハッピーエンドを目指し、彼女はそれを成し遂げていきます。
カラフル
死んだ主人公の『ぼく』はとある重罪を犯し、罰を受けることになった。
自分が誰かも何の罪を犯したのかも忘れてしまった『ぼく』は という冴えない少年に乗り移り、その少年として生きることを命じられます。
しかし少年を通して見る世界は決して幸せと呼べるものではなかったのです。
そして『ぼく』は自分が誰で何をしてしまったのかを思い出す……。
自殺というものについて考えさせられるアニメ映画となっています。
風立ちぬ
宮﨑駿作品は数あれど、泣ける作品と言ったらこれではないでしょうか。
舞台は戦前から戦後にかけての日本。
飛行機設計士だった堀越二郎は飛行機を作ることが昔からの夢でした。
夢にも出てきた憧れの設計士カプローニを追いかけるも、時代は彼を戦闘機設計へと歩ませていく……。
そんな中、彼は里見菜穂子と出逢い彼女と結婚まで至り愛を深めるが、彼らには残酷な運命が用意されていたのです……。
半分の月がのぼる空
原作は橋本紡氏のライトノベルであり、アニメ化・実写映画化もされました。
重度の心臓病を患っている少女と、彼女を好きになってしまう少年の物語。
余命が少ない女の子と生きていくことに戸惑い苦しみ、何かを決意する少年の心を上手く描き出している物語になっています。
長くない命との向き合う少年少女の心情を考えるとなんとも心を揺さぶられますね。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
クレヨンしんちゃんは今や国民的アニメですが、映画には感動作品が数あります。
その一つがこの映画。
昭和の『匂い』によって昭和の子供時代に返ってしまった大人たちが、自分が大人であったことなどを忘れて昔好きだったことなどの没頭していきます。
そんな彼らをしんちゃんらが大人であり、人の親であったことなどを思い出させていくのです。
いつものクレしんのように終始ギャグタッチですが、最後のしんちゃんの奮闘や周囲の人間の過去話などにホロリとさせられます。
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦
『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』と並ぶクレしん感動映画がこの作品。
ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまった野原しんのすけはそこでとある戦国武将と出会います。
戦国時代で現代のものを駆使し戦うが、最後には悲しい別れが待っていたのです……。
金色のガッシュベル!!
原作は雷句誠の漫画『金色のガッシュ!!』
魔界の王様を決めるため100人の魔物の子どもたちが人間界に召喚され、そこで戦うことを余儀なくさせられます。
魔物や魔本の持ち主それぞれに物語があり、そのドラマ性にうるりとさせられます。
泣き要素だけでなく、ギャグもふんだんに盛り込まれているので多くの人に勧められる少年漫画原作アニメです。
ONE PIECE
お馴染み少年ジャンプ連載中のアニメONE PIECE。
週刊少年ジャンプ原作で作者は尾田栄一郎氏。
その人気から各メディア展開が盛んなこの作品ですが、その物語性は目を見張るものがあります。
世界政府やDの一族との因縁など、一本の大きなストーリーもあるものの途中途中で登場人物の物語がオムニバス形式で展開されそのどれもが涙腺を刺激してきます。
海賊王を目指すルフィとその仲間たちの生き様や過去は必見です。
雲のむこう、約束の場所
またまた新海誠作品。
個人的に新海誠作品で『君の名は。』に次ぎ、二番目に好きなのがこの作品。
第二次世界大戦にて北海道がソ連の占領下になった世界線の物語で、舞台は青森県。
ソ連領の北海道で行われる軍事実験では異世界の扉が開かれようとしていたのです。
そしてその鍵を握るのが主人公たちの幼馴染の少女・沢渡佐由理だということが判明し……。
新海誠作品らしい映画だなと感じました。
交響詩篇エウレカセブン
スカブコーラルと呼ばれる世界が舞台にSFアニメ。
コーラリアンと呼ばれる『エウレカ』という少女と人間のレントン・サーストンの世界の命運をかけた恋愛劇。
住む世界の違いから、永遠の別れになるかもしれない彼らは離れまいと奮闘します。
レントンとエウレカの純粋な恋には心が洗われますよ。
けいおん!!
全体的にコメディタッチの日常系アニメ。
基本コメディアニメなんですが、第二期である今作は(第一期は『けいおん!』)感動要素も詰まっています。
特に最終回の高校最後のライブ後は涙無しには見れないです。
青春系アニメが好きな人におすすめで。
帰ってきたドラえもん
ドラえもん最終回とされているのがこの作品。
ある日ドラえもんは未来に帰らなくてはならなくなってしまった。
もう現代に来ることはできなくなってしまうため、残された数日間がのび太とドラえもんと過ごす最後の時間となってしまったのです。
のび太は最後の時間を大切にするため、ドラえもんのために様々なことを実行していきます……。
STEINS;GATE
ノベルゲーム原作ながら舞台化もされた異色の作品。
ブラウン管テレビ屋の上に間借りしている部屋に居を構える『ラボ』のメンバーはある日、偶然過去にメールを送ることのできる機械通称『電話レンジ』を開発してしまいます。
そこから鳳凰院凶真を自称する岡部倫太郎らラボメンの運命は狂いだしていくのです……。
何度も幼馴染の椎名まゆりが死ぬことになってしまい、彼女を救うため岡部はタイムリープを繰り返します。
しかしその先にあったのは残酷な運命だった……。
涼宮ハルヒの消失
谷川流原作の涼宮ハルヒの憂鬱の中で屈指の人気を誇るこの作品は、2010年に長編アニメ映画化されました。
長らくアニメ化を信望されてきただけあってその出来には目を見張るものがあります。
主人公・キョンは、ある冬の日学校に行くと、涼宮ハルヒが存在しない世界になってしまっていることを知った。
事の説明と解決策を求めて長門有希に助けを求めるが彼女も自分の知っている長門ではないということを知ります。
自分の知らない長門との日々を過ごす中で、彼はそんな日々もいいのではないかと思い始めます。
しかしその考えを振り切り、自分が欲しいのはこの世界ではないと行動を開始するのです。
今まで無口で感情の読めない少女長門有希の感情や想いが伝わってくる作品になっています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
各作品折り紙つきの感動作品となっていますのでどうぞ視聴してみてください。
以上、感動泣きアニメ30選でした!